忘れてはいけない罰

今回は中学3年生に進学しした時のおはなしをしたいです。私の友達が私と一緒に仲良くしていたせいで後に仲間外れになってしまいます。私から友達を引き離した子も結局はその時は受験生で丁度思春期の年齢です。その子もお友達作るのに必死だったのかもですが、私は当時自分の事を棚に上げてしばらくの間怒り恨みました。それと同時にまた自分が嫌いになりました。私と関わってなければその子達は普通に他の子と仲良くしていたかもしれないのですから。。

 

進学して3年生になりましたが、幼稚園からの子と小学生5年、6年生の時の子2人とクラスメイトになります。幼稚園の時の子に私は嬉しくなって話しかけます。そうしたらその子から意外な言葉を聞きます。私「Sさん久しぶり。私きのこだよ。覚えてる?懐かしいね」Sさん優しい笑顔で少しお話してから「きのこさん。昔私きのこさんに虐められてたの憶えている?」と。。私は⁉。。とびっくりしました。確かに1回喧嘩した記憶が残っているけれどそれが虐めになっていたことに私は自己嫌悪に襲われました。(そうかぁ。私は本当に小さい頃から我が儘で嫌な奴だったんだな。。)今出来るのは心から謝ることだ。とSさんに「ごめんね。正直覚えていないんだ。でもそれでSさんを傷つけてしまっていたのなら本当にごめんね」。。そうしたらSさんは笑顔で「いいよ。」と許してくれたのです。私は本当にその子に対して感謝してお礼を伝えました。(本当に私のくだらない虐めなんかでSさんが心を閉ざしてしまわないで良かった。ありがとう)と心の中でつぶやきました。そんな中席が近く小学5と6年の頃に一緒のクラスだったAさんともまた打ち解けておはなししました。そして隣の席にいた男の子S君。その子は初めてでしたが仲良くなります。もう一人Nさんも初めてで仲良くなりました。けどそんなに弱い私自身が直ぐに変われるかと言えば変わるわけもなくて。。通ってから直ぐに1日休んでしまいます。理由はもう体力も勉強もとてもではないけれど追い付けなかったのです。中学になっても独学で勉強してると母親は「そんなやり方じゃ覚えない」と言うしじゃあどうすれば良いのか聞くと「辞典調べなさい」位でもちろん辞典もみているし教科書の大事なところをノートにまとめていたのですがそれ以上は教えてもくれないし塾も家庭教師も通わせてくれないで私もイライラのピークに達していました。今でも理解できないです。確かに当時色にこだわって綺麗に見やすく書いていたので、そんな暇あったら殴り書きでもいいから書くスピードあげろとその時の私にも突っ込みたいのですがそれすら教えてくれずただヤジを飛ばすだけでしたからね。。スタミナも急激に太った私に体育の授業はもう息切れが激しく、皆が普通に軽くランニングする前のウォーニングアップで走っているのに対して私は気持ち悪くなっていたのです。当然私は(ちょっと待って。。無理!)。。とすぐに休みました。休んだ次の日Nさんの態度がよそよそしくなります。そして隣にいたS君と普通に話していたらその日の少し経った時にSさん「お願いがあるんだけれど私実はS君の事好きなんだ。だからS君と話さないでほしいんだ。」といわれ、私は(そうなんだ。好きならそうだね。私だからと言ってやっぱり他の子と話しているの見たら嫌だよな。。)と思って私は「分かったよ」と面白くはないけれど承諾してS君と話さなくなりました。

 

それから休んでばかりいたら女の子のSさんが心配して家に来てくれて「どうして学校休むの?」と聞いてきました。私は「勉強が分からないんだ。」。。そういうとその子は学校休んでまで家に来てくれて勉強を教えてくれました。休みながらでもたまに行ってAさんとも話していると、またNさんは「私この席の近辺でAさんだけしか仲良くないんだ。だから私の友達とらないでほしい。」私「。。。」その後Aさんに聞いてみると。。勿論Aさんだって毎日来てくれて3年になって普通にお洒落漂わせている子の方がいいだろう答えは「Nさんと仲良くなりたい。Nさんがいてくれれば良い」と言っていたので正直NさんとAさんとでは性格合わないようなと思うけれど、寂しいけれど私に何か言う権利はないと思い話さなくなり私の無断欠勤が更に酷くなります。その時唯一私に対して優しくしてくれてたSさんの気持ちも分からないで。。。

 

そしてS君は久しぶりに私が学校に行ったとき1人で孤立していました。Sさんも次第に心を閉ざしてしまって私ががっこうに行った時も途中で早退します。Sさんがその時に教室から出て行って少ししたらクラスメイトの殆どが歓声を上げて他の男の子なんかは拍手までしていて。。それをみて私は次の日からほぼ学校にはいかなくなりました。

 

今回はここまでにします。私が3年生になったとき心を改めて学校毎日ちゃんと通っていれば男の子も女の子も学校ちゃんと通えていたかもと思うと、今のが心が痛いし申し訳なさ過ぎてもう会えないけれど、会う機会があっても勇気もなく無責任に謝ることが出来ないです。もう一人は次でお話ししますが通っていても一人になってしまってました。私はこの時のことを一生かけて自分がした過ちの罰として胸に刻んで忘れないようにしたいです。身勝手な我が儘な行動で他人の人生も変えてしまうのだと。。